五月晴れの5月21日10時30分より大野町にて新幹線の起工式が行われました。
北側国土交通大臣、久間総務会長、小里整備新幹線等鉄道問題調査会小里会長、町村外務大臣、高橋北海道知事、中川参議院議員、伊達参議院議員など、まさに打ちそろっての鍬入れでありました。
日本を縦貫する動脈としての新幹線は青函トンネルを新幹線規格にして以来の念願でした。やっと始まった。そんな感慨がありました。内地へのアクセスこそが函館が北海道における競争力の源泉でありました。青函連絡船を廃止して以来、ヒトの移動では飛行機が中心となり、東京直結が当たり前になっていました。しかし東北圏はむしろ遠いところになってしまいました。これからは仙台へも2時間、札幌まで2時間という新幹線時間が成立すれば北大へいくか、東北大へいくかイコールで考えられる時代になってくることが期待できます。
政令指定都市札幌、仙台の中間に位置する物流や人的交流の拠点てして、函館圏が新たな競争力をもち、存立基盤を造りあげる時が来ています。 |