年頭にあたり、皆様に新年のお喜びを申しあげます。本年が皆様にとりよい年でありますように御祈念申しあげます。
年末には、紀宮さまと黒田慶樹さんの災害や宮家のご不幸に御配慮されたご婚約の発表があり、明るい話題を提供してくださいました。災害や事件だけではない話題に心温まる方も多かったと思います。
本年は中部、中国、首都圏を中心とした景気の回復傾向が北海道まで、どのように波及してくるかの大事な年です。３０億円で着工が開始される整備新幹線に合わせての高速交通網体系の整備、環境税制の検討と合わせて、環境を守るグリーン化を伴う農林漁業の社会資本整備、年金財制度への信頼の回復をより確実にする税制の改革、自衛隊の海外支援活動と緊急時での集団的自衛権の行使を可能にする憲法の改正、ゆとり教育から転換して生きる力を育む教育の見直し、進む高齢少子化への支援制度の拡充など、どれも一筋縄ではいかない負担と便益をしっかり見つめなおす方向付けができる国家のありかたをビジョンとして自由民主党が提示して政策化していくことが最も大切で、これなくして国を蓋うペシミズムを解消していくことはできません。三位一体の改革や道州制のように国の仕組みにもかかわる大きなテーマを財源問題だけに矮小してしまうのはなく私達に根付いている文明の基層に馴染むように、無理の無い制度作りが必要です。
皆さんの多くのご意見を今年もお待ちいたしております。今年は充実の年を目指して、精進を重ねてまいりますのでご指導ご鞭撻をお願い致します。