佐藤けんじ

佐藤けんじ 道南発、日本の未来。

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2004/7/16
アフター7月11日

7月11日が終わりました。今更ながら当事者の一人として実感している事は、国政選挙とはいかに多くの方々のご協力によって成立するものかという現実でありました。ある政策や理念を掲げて国政への道のりを進もうとすること自体、多くの人々の考えを集約していくプロセスであると思っています。
ただ地方自治の選挙での対立をそのまま国政選挙に反映してしまうのは、国政と地方自治の分権の意義を薄れさせてしまいます。広い道南の課題を国政に反映させるには、一人一人が直接選挙できる制度においては、国が果たす役割に対してみなさんがその意志を投票することにつきると思います。
ベストの選択を望むことは、これだけ多様な価値観の時代ではないものねだりではないでしょうか。政治の選択は頭を振り絞っても決められない課題に、敢えて答えを出し続けることにあると思っています。
24時間政治を考える人は普通はいません。だからこそ間接民主主義の仕組みが有効であるとも思っている理由です。それぞれの方々が願いを込めて投じた票の意義、あるいは当選しなかった方々が唱えていた政策への共感をじっくりと理解して、国政に反映させるのが自由民主党の役割であると考えています。なにより大切なことは国の現実と将来をあやまらないように、祈りにも近い心情を持って、政権を運営する矜持を失わないことであると考えています。

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