佐藤けんじ

佐藤けんじ 道南発、日本の未来。

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2007/1/29
函館ブラックジャーナリズムU 自治と自浄作用

水産業と建設業が衰退し、役場と風俗産業が基幹産業だったとしたら、選挙運動も生活保護と失業保険給付が支えているとしたら、私達は覚悟せねばならない。
夕張市が実質破綻して、人員整理が行われる、成人式もできないと全国から義捐金が集まる。確かに今年成人式を迎えた諸君には有権者としての投票権が無い、従って配慮の必要はある。しかし果たして彼らが夕張に留まれるかどうか、それは就職の状況を把握することで、その一端は理解できていたと思う。行政サービス提供が不可能であることを。
広辞苑を引くまでも無く、オートノミーこそ自治である。自主的に動いていける組織体みたいな言葉である。それは有権者である住民が決定権を持っている。
長い年月の経過は財政の好不調、両用であったはず。観光客誘致という最も安易な他人需要を頼んだ結果はあきらかではないか。自分達との関連性が薄い複雑系やITと叫ぶのも僕には絵空事に映る。十勝で屋台が流行っても、函館は歴史的建造物の残骸がある。港に役に立たない島が20年以上放置されている。
遊休資源がなんで屋台か不明である、衰弱死する前に函館公園や私達らしいものを活用すべきだったのではないか。
観光だけで生きていける街ではない、雇用の機会確保は外国に視察旅行に出かけることで解決しない。楽しいだろうけどね。
当たり前の自浄作用を果たす自己規律を失ったことが私達に振り返ることを教えている。
じっくり低温から茹でられる蛙は死を意識できない。大丈夫といい続ける人たちを除いて。優雅にみえても、単なる見栄の張り通しでは、突然死が待っているだけである。

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