五日は大黒町の盆踊り、といってもお手伝い。綿菓子作りには若干の自信があります、風向きと手首を返して糸の綿を掬うように綿を形作るのが大切なんです。廻り続ける機械の温度も気にしながらの2時間でした。
六日は恒例の堀川クラブの盆踊りです、越前さんがきっちり焼き続ける焼き鳥は普通のよりでかい。精肉はきっちり火を通して、ジュージューと焼け具合から目を離さず、ひたすら手を動かして、多少熱くても気を抜けない、充実感あり。テントの骨組みを4つのパートにわけての仕舞い方や、焼き鳥には長谷スト隠し味、函館ワインを吹き付ける霧吹きがあると味が引き立つ、そんな工夫も「なるほど」でした。
駆け抜けるように一月遅れのような夏を、多くのみなさんに手助けいただいて過ごしています。地域で生きる手作りの善さを、観光で通り過ぎる人達にも伝えてあげたい気持ちになりますね。急がないと夏が行ってしまいます。縁台と風鈴の音、そして簾がつくる日陰、打ち水が行きかう人々にも涼を感じさせ、この街にようこそと、私達はご先祖様の御魂とともに、夏の里帰りの人々と、この街を訪れる人々を、心をこめてむかえます。
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