佐藤けんじ

佐藤けんじ 道南発、日本の未来。

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No.103 /2005/12/30
制裁予告1年に当たり家族会・救う会声明  

政府は昨年12月24日、「迅速かつ誠意ある対応がなければ、厳しい対応を とらざるをえない」と制裁を予告したが、それから本日でちょうど1年が経つ。 しかし、小泉首相は未だに制裁発動を決断していない。
 北朝鮮は「拉致問題は解決済み、めぐみさんの遺骨鑑定は日本のでっち上げ」 と開き直りつづけている。本日から日朝協議が行われているが、北朝鮮が協議に 応じたことだけでは「誠意ある対応」とはいえない。
彼らのこれまでのやり方からしてむしろ時間稼ぎを企んでいる可能性が大きい。  
制裁発動は、拉致被害者全員を取り戻すという国家意思を示すことである。それを躊躇していると、拉致問題を重視していないという大変危険なメッセージが 発せられる。国家意思を示すこと抜きに、被害者を救出できるのか。
 私たちはこの1年間、「経済制裁発動ですべての拉致被害者救出を!」という スローガンを掲げて、集会、デモ、座り込み、街頭アピールなどを続けてきた。 12月にも大阪と東京で多数の国民の参加を得た国民大集会を開催した。  
その中でご高齢の家族が、何回「もう我慢の限界だ」と話してきたか。ついに 家族会横田滋代表は過労のため入院した。 
 日本政府に強く求める。今回の日朝協議で実質的進展がなければ、制裁法による送金・貿易停止、船舶入港禁止を行っていただきたい。北朝鮮最高人民会議 (国会)代議員を勤める総連幹部6人への再入国許可を取り消し、北朝鮮・総連 への不公正な優遇措置の適正化を行っていただきたい。拉致被害者追加認定を継続して実行して欲しい。
 金正日に要求する。いますぐ、日本人拉致被害者を全員返せ。
韓国人拉致被害者、その他の外国人拉致被害者もすべて返せ。
核武装と戦争準備を止めて、北朝 鮮民衆の生活向上に力を尽くせ。

平成17年12月24日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳

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