佐藤けんじ

佐藤けんじ 道南発、日本の未来。

佐藤けんじ
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No. 3 /2003/9/10
日本人として日本にとって良いことを訴えたい

やはり日本人であること、これは誰しも捨てられようがない。今は、経済成長率も今ひとつ伸びが悪い。高齢化も進んでいく、そういう背景があっても、それに責任を持つのは日本人一人一人の義務だと思う。それをしない限り、世界中どこも助けてはくれない。
たとえば、典型的な問題は拉致問題。

彼らにとってみれば、ある日、自分たちと過ごしていた家族がいなくなるわけです。世間でいろいろなことが言われるかもしれない。その時に、やはり支えてくれたのは、家族ですよ。国も当てにならないと思えた時期が相当長い間あったはず。でも最後にそれを動かしたのは、家族の力だったはずです。

アメリカのような崩壊してしまった家族の在り方も見てきましたけど、その中でも、まだ日本は大丈夫なんじゃないか。こういう伝統の価値観、おそらくこれは保守の理念の一つになります。
誇りを持って家族が大事、家族の愛をみなさんは、もう一度見直していくことが、いざというときに本当の力になるんだよと、そういうものを訴えかけていきたい。

いろいろな形のコミュニティ組織とか、ボランタリーの組織がでてきても、政府や自治体の支援がなければ成立していかないものです。教育問題一つとっても、やはり家族のしつけとか、教育、そういう基本があってこそ。社会の共同体の一番基本的な単位の家族のなかで人をつくりあげていくというプロセスをとても大切にしていかないといけない。やはり日本人として、日本にとって一番良いことのために私ができること。これを一番最初に訴えかけていきたい。それが基本理念だと思っています。

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