佐藤けんじ

佐藤けんじ 道南発、日本の未来。

佐藤けんじ
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No. 36 /2005/9/15
レフェレンダムとプレビシット

私を支えてくださった方々への感謝を忘れずに生きてまいります。と閉じたHPを再び開け、自分の力量と魅力のなさに思いめぐらし明日への感謝の歩みを始めました。
解散から総選挙へと体力の限界ゲームであったせいか、今はじっくりとお話を聞かせていただきながらの日々を送ります。ありがとうございました。
組織よりも人々の理解をより求めての選挙だった。ピラミッド型ではなくノードとリンクの横の繋がりをネットワーク化するやり方が僕にはこびりついており、どうしても平たい、そして見えにくい繋がりへのこだわりを大切にすることが好き。保守と革新の区分けなど意味が無く、有権者の投票行動を基点としたターゲッティングで比例区民主、小選挙区佐藤のコンビネーションまでを捉えようとした。小泉の風はブラキストンラインで止まった。それよりも深刻な課題がここにはあるからだと思う。
選挙前にどうしてもひっかかっていた課題であり、国民投票的という間接民主主義の補完に大胆に切れ込んだ小泉首相の流儀を郵政法案の可否ならレフェレンダム、小泉流そのものならプレビシットを目指すものと考えていた。
政権交代がおきるような幻想を抱いた方々への責任はだれが感じるのだろうか。
今、圧勝した自民党は取り残された北海道をどうするのだろうか。
危惧だけが残ってしまっている。

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