今年も林檎の収穫時期をむかえました、私の七飯トトロの里にあるむつも実をつけることができました。台風により多くが落下してしまいましたが、収穫時期の遅いむつは比較的被害が少なくてすみました、残念ですが例年より成熟度が今ひとつであります。
台風後、林檎の花が咲いてしまったものは、来年の収穫は望めない状態ですが、今腐乱病という空気感染の病気が発生しております。木の幹が腐乱してポキッと枯れて折れる病気です。通常は木の幹ですが、今回は台風で傷んだ枝に発生しており濡らした新聞や紙おむつを巻きつけることが困難な状態にあります。農家の方々は様々な対策を模索されているのが現状であります。果樹は長い年月を経て実をつける成木となります、今回の塩害がもたらした被害は来年にも及んでしまいます。
50年に一度という洞爺丸台風以上の被害をもたらしており、関係各位のご尽力をさらにお願いする次第です。